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コーチングセッションを効果的に活用するための 3つの「やらなくていいこと」

「コーチングセッションを受けるのは初めてなのですが、どんな風に活用すれば効果的ですか?」というご質問を受けることがあります。

せっかくの貴重なセッションの時間、効果的に活用したいですよね。実はコーチングセッションを活用するためには何かをやろうとするよりも、やらなくていいことを押さえておくことが大切です。

初めてコーチングを受ける方、すでにコーチをつけているけれどもっと活用をしたいという方、クライアントさんとのセッションをもっと効果的にしたいという方に読んでいただければと思います。

1. 分かりやすく・伝わるように話さなくていい

初めてコーチングを活用する方が陥りやすいのが「コーチに理解してもらえるようにちゃんと説明しなきゃ」ということです。

しかしそうすると、普段の上司や同僚、友達との話と変わらなくなってしまいます。

コーチングセッションでは、「分かりやすく」「話を整理して」「相手に理解してもらえるように」「論理的に」「矛盾がないように」と考える必要はありません。(「分かりやすく話す」ということがテーマであればそのときは「分かりやすさ」や「伝わりやすさ」を意識する必要があるかとは思います。)

頭に浮かんできたこと、心に感じることをそのままに言葉にしてみてください。

いつもは「こんなことを話していいのかな」「上手く言葉にできない」とこぼれ落ちてしまっているものたちを言葉にすることで、自分でも気づいていなかった自分の想いや視点に気づくことができます。

本来人には様々な面があります。矛盾もたくさん抱えています。
まずは「こんな考えもある」「こんな気持ちもある」ということそのものを一緒に受け止めていきましょう。

2. 質問に答えなくていい

一般的なコーチングセッションでは、コーチの質問が呼び水となり、色々な話をしていくことになります。

中には、「それはもうすでに考えたことがあるぞ」ということもあるかもしれません。もしくは「え?それはどういう意味だろう?」とか「不思議な質問だなあ」ということもあるかもしれません。

そんなときもまずは、「今の自分に改めて問いかけてみると何が出てくるだろう」と考えてみてください。

「知っている」「分かっている」は、私たちを思考停止に追いやります。

せっかくのコーチングセッションで「自分がすでに知っていること」ばかりを確認していても、前進はないかもしれません。新鮮な目で、頭で、心で感じてみるということをぜひ試してみてください。

その上で、もし、質問されたことと全然違うことが浮かんできたら…気にせずそれを言葉にしてみましょう。その瞬間には分からなくても、きっと何かつながりがあったり、あなたにとって大切なものがそこに隠れているはずです。

3. メモは取らなくていい

「コーチに聞かれたことにちゃんと答えられるようにまずは質問を書き留めたい」「セッションの途中で色々なことが湧いてくる。せっかくだから書き留めておきたい」という方もいらっしゃいますが、私は、メモは取らないかもしくは最低限に留めておくことをおすすめしています。

なぜなら基本的にメモには「言葉にしたこと」しか残らないためです。

本当に大切なのは、質問を受けたとき、話しているとき、「あなた自身がどんな感覚を感じているか」「どんなことが湧いてきたか」です。

私たちは自分にとって大切なことを自分で見つけていく力があります。あなたにとって大切なものやひらめきは、感覚や右脳的なものから生まれていきます。(脳科学でも、ひらめきが生まれるのは左脳が優位なときではなく、右脳が優位なとき、α波が出ているときだと言われています)

しかし普段、社会生活をしていく中で「見えているもの」や「言葉にできるもの」「論理的なもの」(総じて左脳的なもの)に思考が偏ってしまう傾向にあります。

書くという作業は、私たちが自由に思考し、感覚を解放することにブレーキをかけてしまう場合があります。

大切なことは、あなた自身の感覚として生まれ、あなたの中に残っていきます。

コーチングセッション中のメモは「大事なキーワード」程度に留め、自由に話をすること、感覚を感じることに集中することがおすすめです。

4. それでも大事なことは書き留めておきたい!という方に

メモは最小限がおすすめ、と言っても「大切なことがたくさん出てきたから忘れないように残しておきたいんです」という方もいらっしゃいます。

そんな方におすすめなのが、セッションを録音して、後から振り返りをするという方法です。

録音をしておけば安心して話すことに集中することができますし、後から「自分はどんな思考の特徴があるのだろう」と振り返ってみることもできます。録音を聞いて振り返りをするときのポイントはまた別の機会にご紹介したいと思います。

ちなみに、「録音した自分の声を聞くのがイヤ!」という場合、その気持ちが「理想の自分」に対するイメージから生まれている場合もあります。「自分の声を聞いてどんなことを感じるか」というのも、自分を知るための一つの大きなテーマとして活用することができます。

なお、録音の可否はコーチによって違いますので、録音して良いかは必ずコーチに確認するようにしましょう。

今日は、コーチングセッションを効果的に活用するための3つの「やらなくていいこと」をご紹介してきました。

え?分かりやすく話さなくていいの?質問に答えなくていいの?メモを取らなくていいの?
と思われたかもしれません。騙されたと思って、まずはぜひ一度試してみてください。

もし「相手に伝わっているかがやっぱり気になる」という場合、それが今のあなたのテーマにつながっっているかもしれません。

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